最近のカゼの症例の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
58才男性
喉の痛みと微熱を主訴に来店され、四診に基づく弁証結果より「風熱型」のカゼと判断し、辛涼解表の漢方薬を4日分服用してもらいました。
10日後再来店され、のどの痛み、微熱は治ったが、その後の出張中からセキが酷く特に夜間の寝入りばなが酷くて睡眠出来ない。過去に大腸の病気をしたので便秘にならないよう薬には気を配っている由
舌象は紅く乾燥気味、寝入りばなの咳は肺熱を取り込んだ時に見られる症候で肺陰熱消退の上、咳を処理する漢方二剤を5日間、同時に冷湿布薬を背中の肺兪穴に貼ってもらうよう指示。
5日後にはすっかり良くなったと報告がありました。
風熱型のカゼの後、しばらくすると咳が出て治らないというご相談が、昨年秋以降増えています。
温暖化によるものかもしれません。
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